皆さんこんにちは、いっちゃんです。😄
本日は、高級食材アワビを使って鮑の柔らか煮を作っていきます。
コリコリとした食感のお刺身も美味ですが、味のしっかり染み込んだ柔らか煮も格別です。
ご家庭では、余りお目にかかる事がない食材ですので敬遠されがちですが、調理工程も凄く簡単で美味しく作れますので是非挑戦してみて下さい。
それでは、美味しく作れるようにまずは、アワビについてしっかりお勉強していきましょう。
アワビの柔らか煮(真ん中)
アワビの種類
世界に80種類ほど仲間がいるとされているようですが、日本で食されている代表的な物から入手困難になってしまったアワビをご紹介します。
黒アワビ
生で食したら最も美味しいとされているアワビの代表格!殻も身も青みがかっていて殻の長さは20㎝程になる物もある。身は引き締まっていてコリコリです。天然物は近年さらに取れなくなって来ており希少価値が高い。
眼高アワビ(マダカアワビ)
最も大きくなるアワビで殻の長さは、25㎝ 1㎏を超えるものもあります。身は比較的柔らかく美味しいが、入手困難で幻のアワビになってしまっている。
蝦夷アワビ(エゾアワビ)
味は、黒アワビににて身が引き締まりコリコリしていて黒アワビに匹敵する美味しさ!殻の長さは、5〜6年物で、8㎝〜11㎝になります。
め貝アワビ(メガイアワビ)
昔は、黒アワビが雄で、メガイアワビが雌とされていたのでこの名前になったんだそう。殻の長さは20㎝程身は、やや黄色がかっていて、身は比較的柔らかく酒蒸しなど火を通す調理法がオススメ。
アワビの旬
アワビは、産地や種類によって、旬の時期が異なる。黒アワビやメガイアワビ、メダカアワビは、産卵期の晩秋に禁漁となる為6月からの夏が旬とされている。エゾアワビの産卵期は、夏から秋にかけて 11月から1月に漁が行われ冬が旬とされる。
それでは、アワビの柔らか煮作っていきましょう。😆オードブルの一品や御節料理の一品としても殻ごと盛り付けたら映えますよーー
アワビの柔らか煮レシピ
<材料>
アワビ 創味のつゆ1:水4
(調味料で作る場合 濃口醤油1:みりん1:出し汁4)
1、アワビに塩をたっぷりかけて、たわしでしっかり洗います。
殻や横の部分もしっかりと洗っていきます。洗えたら水で塩を洗い流してください。
2、貝柱を外します。殻の細い部分からナイフなどで殻の部分をこするようにあけていきます。
指をさしている所に貝柱があります。ここまで来たら大事な肝を傷つけない様に手で慎重に取り出します。
3、貝柱の周りに肝や紐が付いているのでとっていきます。
包丁でとっても良いですが、手でも簡単に取れますし早いです。
4、アワビの口を取り除きます。アワビの上の部分に赤く見える所が口です。
右手で口を持ち包丁で取り除きます。
アワビと肝をリードペーパーで水分を拭き取ります。これで下処理は終わりです。お刺身で食べるときは肝を越して醤油と混ぜた肝醤油がおすすめですよ
貝殻は煮沸します。煮沸したら貝に貝柱が残っているので綺麗に取り除きます。
5、アワビを、蒸し器に入る大きさのボールに入れて煮汁を加えていきます。
創味のつゆ1:水4をいれます。(調味料で作る場合は、濃口醤油1:みりん1:出し汁4)
ラップをかけて蒸し器にいれていきます。(蒸し器が無ければ蓋つきの鍋に水を張って火にかけてください。
6、 2時間程蒸していきます。火加減は中火です。
7、蒸しあがりました。ラップが張って真空状態になります。このままで常温で冷ましてください。(冷めていく過程で味が中までギュッと染み込みます。)
8、冷めたらアワビ、肝を食べやすい大きさに切って盛り付けます。ダシは、アワビの味が染み込んだ美味しいダシに仕上がってるので、このダシで魚の煮付けやお鍋にしても格別です。
9、完成めちゃくちゃ柔らかく味が染み込んでます。是非作ってみてくださいね😆
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