イワナの骨酒 下処理から焼き方まで全て解説

皆さんこんにちは、いっちゃんです。😊

本日は、イワナで作る骨酒の作り方をご紹介します。
寒ーい冬の季節、熱燗で一杯!
クーーー😆たまりませんね!!
そこに、香ばしい香りと旨味が加わった骨酒も外せません!
今回は、イワナの下処理から乾燥、焼き方まで全て解説していきます。
それでは、骨酒の定義、骨酒に向く魚や日本酒について解説していきます。

1、骨酒とは

骨酒とは、焼いた魚の骨やヒレに、熱燗にした日本酒を注いで味わう日本料理です。ヒレ酒は、ふぐのヒレ酒が有名ですが、骨酒の1種です。魚を焼いた香ばしさや旨味が、日本酒に溶け出して極上の味わいにしてくれます。竹を切った器に入れて飲んでもオツですね。気分を盛り上げてくれる専用の器もありますよ。こんな徳利で飲んでみたいですね^^

2、骨酒に向く魚

骨酒にする魚の種類は特に決まりはありません。しかし、骨酒に向いている魚は、淡白な白身魚が良いと思います。余り脂が多い魚や癖がある魚は、脂臭くなってしまいます。代表的な魚は、イワナ、鮎、ヤマメなど清流に住む川魚です。鱒なども美味しく出来ます 釣れた魚で骨酒と共に焼き魚も頂く!いいですね。

川魚は、丸ごと1匹焼きあげて骨酒にしますが、海の魚は、骨やヒレだけを焼いて熱燗に入れて飲みます。やはり淡白な白身魚がいいですね 真鯛や鱧などがおすすめです。

3、骨酒に合う日本酒

骨酒は魚から出た旨味を生かして頂く為、甘口タイプより辛口のドライな日本酒をおすすめします。主役は、骨ですので、日本酒自体の主張が控えめな方が方がよいでしょう。吟醸酒などの日本酒は、繊細な香りがぶっ飛んでしまうのでやめましょう。また、山廃や熟成酒なども濃厚な香り、味が重なってお互いの良さが無くなってしまうので不向きです。お手頃な価格の普通酒で十分美味しくめしあがれます。

4、骨酒の作り方

それでは、骨酒を作っていきましょう。
今回はイワナで解説していきますが、川魚でしたら基本的に同じ作り方で出来ます。

イワナの骨酒レシピ

<作り方>

イワナの下処理

1.まずは、表面のぬめりを取っていきます。

2.表、裏 ヒレの付近など念入りにぬめりを取っていきます。

3.頭右、お腹を手前にして、腹ワタを取り除きます。

4.エラを手で取り除きます。

◆POINT◆包丁より手の方が早く取る事が出来ます。

エラと腹ワタが取り除けました。

5.お腹を開くと血合いが残っているので綺麗に取り除きます。

6.膜を包丁で切り、水で綺麗に洗います。

7.手では綺麗に取り除けないのでピンセットや骨抜きで血を取っていきます。(なければ爪楊枝などでもオッケー)

8.ここで血が残っていると、臭みが出てしまいますので念入りに取っていきます。取り終えたらペーパーでお腹の中、エラの部分、表面の水分を拭き取ります。

乾燥・焼き方・日本酒

1.何もつけずに、焼き台で焼いていきます。

2.表面に少し焼き色がついたら取り出して、ラップをかけずに冷蔵庫で乾燥させていきます。3日くらい干してカピカピになればオッケーです。

干されてカピカピになりました。保存をする時は、ラップをして冷凍保存して下さい。いつでも楽しむ事が出来ます。

3.焼いていきます。全体が熱くなればオッケーです。3分〜4分程で取り出して下さい。

同時進行で日本酒を温めます。飛び切り燗(55度)位がおすすめです。

4.飛び切り燗にした日本酒を徳利に入れて、熱々のイワナをその中に入れます。出汁が出るまで(3分程)寝かせれば、イワナの骨酒の完成です。

うわー風情があって最高ですね〜😆とっておきのおつまみと一緒にお楽しみ下さい。

2回はイワナの出汁が出ますので、おかわりもお忘れなく。

それでは、最高の晩酌を!!イワナの骨酒の作り方でした。

今回の動画解説はこちらから

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