鰤のおすすめレシピ 鰤の藁焼き

みなさんこんにちは、いっちゃんです。😆本日は冬の魚の代表格 を最高に美味しく食べる料理、シンプルisベスト鰤の藁焼きを作っていきます。

藁で炙ると藁独特の香ばしさで鰤の臭みが消えて、
香ばしさだけが残り、鰤を最上級の味わいにしてくれます。

薬味と一緒にお口に運ぶともう夢見心地!!

お酒が進んでしまいます。

今回は、冬の味覚 鰤と薬味の効果について解説していきます。

1、薬味の種類と効能について

薬味は、香味野菜や香辛料の事です。独特の香りや酸味、辛味が加わる事により相乗効果となり、より美味しくしてくれます。しかし、薬味の役割はこれだけだはありません。読んで字のごとく『薬』とあるように非常に体に良く、様々な効能をもたらしてくれるのです。今回登場する薬味以外も合わせてご紹介していきます。

ねぎ

薬味の代表格ともいえるねぎは、肉や魚などの臭みを取り除いてくれるほかにも、殺菌作用、疲労回復、血流促進、免疫力向上などに効果があります。ねぎの成分硫化アリルという成分は、時間がたつと切った断面から流れでてしまう為食べる直前に調理するとよいでしょう。

ミョウガ

ミョウガの独特な香りは、アルファピネンという成分で消化促進、血流改善や免疫力向上、食欲増進などに効果があります。夏バテ予防にもおすすめです。

大葉

刺身などでおなじみの大葉ですが、残される方も多いですが、刺身に添えられているのにも訳があります。大葉が持つ成分、ペリルアルデヒトやシアニジンには強い防腐、殺菌効果が備わっているためです。他にもβカロチンやビタミン群、カルシウム ミネラル分などの栄養素がバランス良く含まれているので、料理に添えられていたら是非食べて頂くことをおすすめします。

すだち

果肉にも果皮にもたっぷり栄養成分を含んでおます。ビタミンA、E、カルシウム、食物繊維、クエン酸などの成分です。むくみ予防や免疫力を上げる効果、豊富なビタミン類は、抗酸化作用があるため、女性に嬉しい美肌作りや疲労回復、新陳代謝アップや血行促進などの効果が期待できます。

ニンニク

ニンニクに含まれる成分には、肝臓を助ける働きがあります。有害物質とくっついて排出を促す事で肝臓の解毒作用をサポートしたり、肝臓を保護し機能を高め、肝臓を強くする作用が期待できます。そのため、二日酔いにも期待できるとされています。疲労回復や、滋養強壮にも効果があり、高血圧や動脈効果、心筋梗塞 脳梗塞の予防にも効果が期待できます。

生姜

生姜に含まれる香り成分シネオールは、食欲増進効果があり、食欲が落ちる夏場や病気の時にぴったりの薬味です。夏バテ防止に是非、取り入れたいですね。さらに辛味成分には、強い殺菌成分もあり、寿司に欠かせないガリにも活用されていますね。

ワサビ

刺身でおなじみの薬味ですね。ワサビならではの、ツーーンとした辛味は、アリルイソチオシアネート という成分で抗菌、食欲増進、血栓予防、免疫力向上などの効果があります。特に抗菌作用の効果が強いので生の食材には一緒に摂取したいですね。

三つ葉

日本料理には、欠かせない爽やかな香りの三つ葉、クリプトテーネンという成分が含まれており、食欲増進 気持ちをリラックスさせたり、イライラを解消する効果があります。

2、出世魚鰤の名称

鰤は出世魚!1度は聞いた事があるのではないでしょうか?出世魚とは、成長する段階で呼び名が変わる魚の事です。出世するという縁起物として重宝され、お祝いの席や、おせち料理などで出されています。今回は、出世魚の代表格『鰤』について解説していきます。

鰤の旬は12月頃で、師走(12月)に脂がのって美味しくなる事から漢字も鰤と書きます。特に氷見の寒鰤が有名です。

成長別鰤の名称を見ていきましょう。

ワカシ

ワカシは、体長10㎝〜30㎝の鰤を指します。人間で例えると小学生くらいです。地方によって、ワカナゴやワカナなどともいう。

イナダ

ワカシが成長するとイナダに出世します。30㎝〜60㎝の鰤を指します。人間で例えると中学生くらいです。ワカシ、イナダの小さいうちは、脂分が少なくさっぱりとした味わいです。

ハマチ

ハマチは良く聞きますね、60㎝〜80㎝程の体長になります。人間で例えると高校生くらいのイメージです。イナダより脂が乗ってきて刺身としても美味しく食べれます。

ブリ

ブリは成魚の状態を指します。80㎝以上の体長になります。今までの成長段階で最も脂がのった状態になります。刺身や寿司ネタはもちろん、照り焼きやブリ大根も脂がのって格別です。

3、おすすめレシピ鰤の藁焼き

鰤の藁焼きレシピ

<材料>


ブリ  玉ねぎ  大葉  ミョウガ  すだち  ニンニク  ねぎ

1、ブリのカマを落としていきます。胸ビレから腹ヒレに向かっておろします。

2、腹骨をすいていきます。

3、血合い骨を柵取りします。血合い骨の両側から包丁を入れて骨の部分を取り除きます。(腹骨、血合い骨は、ブリ大根などに使ってください。)

4、使う分だけカットします。

5、薬味を切っていきます。

ミョウガは芯の部分をVの字カットして繊維にそって刻んでいきます。

6、ネギを小口に切っていきます。

7、玉ねぎは、薄くスライスして水にさらして辛味を取ってシャキッとさせます

8、ニンニクはもスライスします。

9、すだちはお好みでお使い下さい。

10、ブリに、串を扇型打っていきます。

11、全体に塩をかけていきます。

12、缶に乾燥させた藁を敷き詰めます。

13、バーナーなどで皮目から炙っていきます。

14、皮目がパリッとなったら身の方も炙っていきます。

15、皮目を下にしてお好みの大きさに切っていきます。

16、盛り付けて完成です。

17、そのまま薬味と一緒にお召し上がりください。お好みでごま油につけて食べても美味ですよ。とっておきの日本酒と😆

今回の動画解説はこちらから

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