皆さんこんにちは、いっちゃんです。😆 草々が育ち、木々の新緑が眩しい緑の季節 1番過ごしやすく快適ですね。そんな初夏の季節に漁獲量が盛んになるのが渡り蟹です。 今日は渡り蟹のだし汁と味噌の超濃厚なスープで食べる「蟹味噌ラーメン」を作っていきます。渡り蟹のさばき方も解説しますので、是非最後まで御覧くださいね
1、渡り蟹の名前の由来
渡り蟹は、夜海を渡り歩く事から付いた名前です。渡るといっても歩いて渡るのではなく泳いで渡ります。他の蟹と違い泳ぐ為に第5番目の足が偏平になっていて泳ぎやすくなっています。 この足の事を遊泳脚と呼び泳ぎ方は横泳ぎです。
2、渡り蟹の旬はいつ?
渡り蟹は、大きく分けるとオスの旬とメスの旬があります。
メスの旬は、12月〜6月の初旬までで、赤い内子が美味しい時期でとても人気があります。
内子の味は、濃厚で美味、外子とともにメスならではの味が楽しめます。
オスの旬は、7月〜10月下旬までです。
オスは残念ながら内子や外子が無く味噌も余りありません。
しかし身が大変詰まっていて、蟹の身を食べるならオスがにです。
身の甘さはメスの10倍甘味があると言われています。
3、渡り蟹の茹で方
1、渡り蟹をたわしで念入りに洗っていきます。
表、裏、足の間などを綺麗に洗って水で洗ってください
2、渡り蟹は、水から入れて湯がいてください。沸騰した所に入れると足が取れてしまう為です。
沸騰してから20分程茹でてください。茹でたらそのまま冷めるまで置いておきます。
置くときに余計な水分を出したいので人差し指の部分(ふんどし)を取って下さい。ちなみにふんどしの形だ尖っていたらオス(写真はオス)スライムみたいに丸い形をしていたらメスになります。
ふんどしを取ったら表に向けて冷ましてください。
4、渡り蟹おすすめレシピ
渡り蟹の蟹味噌ラーメン
<材料>
- 渡り蟹
- あおさのり
- 中華麺
- ネギ
- アルミホイル
- 余り物の野菜
1、渡り蟹を解体していきます。
切ったふんどしの所から指を入れて殻を外します。
開いたら殻を取って、胴体部分にヒラヒラの形をしたエラがあるので手で取り除きます。
殻の部分の口を取ってください(右手人差し指部分)口が取れたらオスは余りありませんが、味噌を取り出します。最後の盛り付けで使います。
足を全て切り落とします。
足の関節を手で折って身を取り出します。
ハサミで切って残っていたらその身も取り出します。
胴体の真ん中を切り落とします。
切った身を横半分に切っていきます。
真ん中まで来たら立てて切り落とします。
残り半分も切ったら身を取り出します。
2、身を取った残りの殻で美味しい出汁を取っていきます。
残りの殻を鍋に入れて、カツオ出汁で煮ていきます。
みりんと薄口醤油を入れます。みりん1対薄口醤油1鰹出汁15でじっくり煮詰めていきます。
途中あくを丁寧に救って下さい。
あおさのりに渡り蟹の出汁を入れて戻します。
ネギの頭やくず野菜を入れて更に煮詰めていきます。
あおさのりの戻し汁を鍋に加えます。
味見をして濃厚な激ウマスープに仕上がったら濾していきます。
濃厚な色の蟹味噌スープが出来上がりました。
それでは仕上げていきましょう。ラーメンをお好みの硬さに茹でていきます。
ざるで水気を切って盛り付けていきます。
濃厚蟹味噌スープに麺をいれます。
取っておいた蟹身と蟹味噌を盛ります。
戻したあおさのりとねぎを盛り付けたら渡り蟹の蟹味噌ラーメンの完成です。
甲羅を飾りで盛り付けると映えますね!!
それではいただきます。いい香りが漂ってきます。なんとも贅沢なラーメンです。😆ビールと共にすすっちゃって下さい。
まさに海です。😆 濃厚ですけど優しい極上のスープが絶品です。是非作ってみてくださいね。
今回の動画解説はこちらから配信しています。ご家庭で簡単に出来る料理やワイン、日本酒に合うおつまみを沢山投稿していますので、演出料理チャンネルを是非チェックしてみてくださいね。😊
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