皆さんこんにちは、いっちゃんです。😊本日は白ミル貝について解説していきます。白ミル貝の旬や栄養素、さばき方から盛り付け方まで余す所なくお伝えいたしますので是非最後まで御覧くださいね
最初見たときは衝撃的でした!!こちらが白ミル貝です。
貝から飛び出している水管が何とも印象的です。
正式名称は「なみがい」と言います。
白ミル貝が取られ始めたのは「みるくい」=本ミル貝の漁獲量が減りその代用品として食べられる様になりました。
しかしあなどるなかれ!
本ミル貝の値段より数段安く、コリコリした食感と甘みのある味わいのコスパは最強です。
それでは、白ミル貝について詳しく見ていきましょう。
白ミル貝と黒ミル貝の違い
先ほども少し触れましたが、白ミル貝の正式名称は「なみかい」です。
キヌマトイガイ科の貝です。
黒ミル貝(本ミル貝とも言う)が本当のミル貝です。
ミルという海藻を食べている為ミル貝。
バカガイ科の生き物です。
黒ミル貝は漁獲量が減って値段も高騰しています。
その為、高級食材の部類に入る為中々手に入りません。
高級なお寿司屋さんでしかお見かけしませんね。
白ミル貝の旬はいつ?
白ミル貝の旬は主に冬から晩春までとされています。
愛知県の師崎なんかが有名ですね。3月頃が旬の美味しい白ミル貝をお値打ちに購入出来ますのでおすすめです。
白ミル貝の栄養素
白ミル貝は、貧血予防や肩こり解消に効果があり、脳から神経伝達を正常に保つ働きがあるビタミンB12も豊富に含まれています。
野菜からは摂取出来ない貴重なビタミンです。
ミネラルも豊富に含まれており特に鉄分とカリウムが多く含まれています。
さらに貝類はタウリンや肝機能強化、エネルギーの活性化に役立つベタインもふくまれており酒を飲まれるかたに有難い食材です。
白ミル貝の下処理の仕方
それでは白ミル貝の下処理を解説していきます。
1、貝殻、水管をよくたわしで洗ってください。
2、貝と身の間に、貝開けやナイフで貝柱と殻を外して下さい。
白ミル貝の殻は割れやすいので慎重に外していきます。
貝柱が外れました。
貝を盛り付けに使う場合は綺麗に洗って10分程煮沸してください
3、肝を取り除きます。
下の丸い所を包丁で切り離します。
周りの、わたを切り取ります。
わたを取り除いた部分は加熱すれば食べられますので、お好みの大きさに切ってバター醤油焼きなどで美味しく召し上がれます。
4、身の周りの薄皮を取っていきます。
沸騰したお湯に身を10秒程霜降りしていきます。身が白っぽくなったら氷水に入れます。
薄皮を取っていきます。
水管の先から引っ張っていきます。気持ち良く皮がはがれます。
薄皮が取れたらリードペーパーで水分を取り除きます。これで下処理が終わりました。
白ミル貝のお造り、盛り付け方
水管の部分はコリコリして甘みがありますので寿司や刺身が最高です。水管の部分と残りの身を切り離します。残りの身は生でも美味しいですが、バター焼きや干物などにも向いています。
縦に半分包丁で切り身を開いていきます。
開いた身の中をリードペーパーで拭いてください。
開いた身に切り込みを入れていきます。こうする事で醤油がノリやすくなります。
身を横向きにしてそぎ切りしていきます。
盛り付けしていきます。
わかめなどで座りを良くして貝を置きます。
大根のツマを引きます。
大葉や笹を敷いて身を盛り付けていきます。
開いた所にあしらいを盛り付けていきます。
わかめ、残りの身、わさびを添えたら
白ミル貝のお造りの完成です。😊
コリッコリの身と甘みが最高です。とっておきの日本酒と是非ご賞味くださいね。
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